「きんまんさんは、どうして起業したんですか?」
「私でもきんまんさんのように占いやスピリチュアルで起業できますか?」
ありがたいことに、最近こんな質問をいただくことが増えました。
今では占い師として活動し、スクールや会社も運営しています。
でも、最初から起業したいと思っていたわけではありません。
むしろ僕は、生活することだけで精一杯でした。
そんな僕が、どうして起業という道を選んだのか。
今回は、その理由を正直にお話しします。
・僕が起業を決意した本当の理由
・どん底だった学生時代の生活
・占いとの出会いで人生が変わったきっかけ
・起業して分かった「本当の社会勉強」
もし、今の生活に不安を感じていたり。
「このままでいいのかな」と悩んでいるなら。
この記事が、あなたの人生を変える小さなきっかけになるかもしれません。
起業する前は、お金がなく人生に行き詰まっていた
今だから笑って話せますが、当時の僕は本当にお金がありませんでした。
「このままじゃ人生が終わるかもしれない」と、本気で思っていた時期です。
- 水風呂で生活していた極貧時代
- 肺に穴があいても休めなかった日々
- 海外へ行きたい夢が起業の原点になったこと
でも、あの時期があったから今があります。
水風呂で生活していた極貧時代
大学生のころの僕は、本当にお金がありませんでした。
生活費を切り詰めても足りなくて、お風呂のお湯が止まってしまうこともありました。
だから真冬でも水風呂。
冷たい水を浴びながら、「いつまでこんな生活が続くんだろう」と考えていました。
ミネラルウォーターを買うお金もなく、水分を我慢してしまったこともあります。
そのせいで熱中症になったこともありました。
今思えば、かなり危ない生活でしたね。
それでも当時の僕には、「働けば何とかなる」という考えしかありませんでした。
アルバイトを増やして、時間を切り売りする毎日。
でも、どれだけ頑張っても生活は楽にならない。
このまま同じことを続けても未来は変わらない。
少しずつですが、そんな思いが心の中で大きくなっていったんです。
肺に穴があいても休めなかった
そんな生活を続けていたある日。
突然、息が苦しくなりました。
「なんだろう?」
最初は疲れているだけだと思っていたんです。
でも、だんだん呼吸ができなくなって、そのまま救急搬送。
診断は、肺に穴があく「気胸」でした。
しばらく入院することになりましたが、当時の僕には落とせない大学の単位がありました。
「このテストだけは受けないと卒業できない。」
そう思って病院を抜け出したんです。
でも、途中で自転車をこいでも前に進まない。
息が続かないんですよ。
「もう無理だ……。」
あのとき初めて、自分の体が限界なんだと実感しました。
頑張れば何とかなる。
ずっとそう思って生きてきました。
でも、人間にはどうしても無理なことがあります。
だからこそ、時間を切り売りして働くだけの人生じゃなく、違う生き方を探さないといけない。
その思いが、少しずつ強くなっていきました。
海外へ行きたい夢が起業の原点だった
学生のころから、僕にはひとつ夢がありました。
それは、海外へ行くことです。
いろいろな国を見て、価値観を広げたい。
日本の外にはどんな世界があるんだろう。
そんなワクワクした気持ちがありました。
でも現実は、お金がない。
アルバイト代は生活費で消えてしまう。
旅行どころか、新幹線に乗ることさえ気軽にはできませんでした。
そのとき気づいたんです。
「このまま働き続けても、ずっと同じ生活なんじゃないか。」
だから僕は考え始めました。
場所に縛られず、オンラインで稼げる仕事はないだろうか、と。
最初から「起業家になりたい」なんて大きな夢があったわけではありません。
生き方を変えたかった。
人生を変えたかった。
そのために、自分で稼ぐ力を身につけるしかない。
それが、僕が起業という道を選んだ、本当の始まりだったんです。
やむにやまれず起業という道を選んだ
僕が起業を選んだのは、最初から立派な目標があったからではありません。
お金もない。
特別な資格もない。
それでも人生を変えるためには、自分の力でお金を生み出せるようになるしかないと思ったんです。
僕にとって起業は、夢を叶えるための華やかな挑戦ではなく、生き方を変えるための選択でした。
- 最初は骨董品の物販から始めたこと
- 自分の力で初めてお金を稼いだ喜び
- 物販を通して知った在庫を抱える怖さ
ただ、今の生活を変えるために必死だったんです。
最初は骨董品の物販から始めた
僕が最初に始めたビジネスは、占いではありません。
骨董品や古い商品を仕入れて販売する、いわゆる物販でした。
もともと僕は、古い物を見るのが好きだったんです。
今でも骨董市へ行くと、つい時間を忘れて商品を見てしまいます。
「これは、いくらで売れるんだろう?」
「必要としている人がいるかもしれない。」
そんなふうに考えながら商品を探す時間は、とても楽しいものでした。
もちろん、最初から何が売れるのか分かっていたわけではありません。
安く仕入れたつもりでも、まったく売れないこともありました。
反対に、自分では価値がないと思っていた物が、思いがけない値段で売れることもありました。
その繰り返しの中で、少しずつ商売の仕組みを覚えていったんです。
自分で商品を見つけ、自分で値段を決め、自分の責任で販売する。
それは、アルバイトでは感じたことのない経験でした。
物販を始めたことで、僕は初めて「自分で仕事を作る」という感覚を知ったんです。
自分で初めて稼いだ数万円が嬉しかった
物販を始めてしばらくすると、少しずつ商品が売れるようになりました。
最初に数万円の利益が出たときのことは、今でも覚えています。
金額だけを見れば、それほど大きなお金ではないかもしれません。
でも当時の僕にとっては、とても大きな金額でした。
なぜなら、誰かに雇われて受け取った給料ではなく、僕が自分で考えて生み出したお金だったからです。
商品を探して。
写真を撮って。
説明文を書いて。
購入してくださった方へ発送する。
そのすべてを自分で行い、初めて利益が残りました。
「自分の力でも、お金を稼ぐことができるんだ。」
その事実が、本当に嬉しかったんです。
僕にも人生を変えられるかもしれない。
それまでの僕は、働くことは誰かに雇ってもらうことだと思っていました。
でも、自分で価値を見つけて必要な人に届ければ、仕事は自分でも作れる。
初めて稼いだ数万円は、ただのお金ではありませんでした。
僕にとっては、これからの人生に希望を持たせてくれた、大切な成功体験だったんです。
在庫を抱える怖さも経験した
物販には、自分で稼ぐ喜びがありました。
その一方で、続けるうちに難しさも感じるようになりました。
それが、在庫を抱える怖さです。
商品を販売するためには、先に自分のお金で仕入れなければいけません。
売れれば利益になりますが、売れなければ商品と支払いだけが残ります。
当時の僕には、十分な貯金がありませんでした。
だから、商品を仕入れるたびに不安になったんです。
「本当に売れるのかな?」
「このまま売れなかったら、生活費がなくなるかもしれない。」
商品が部屋に増えていくと、それだけでプレッシャーを感じました。
物販を始めたことで、自分で稼ぐ喜びを知ることができました。
でも同時に、売上が上がっても、仕入れを続けなければ収入にならないという現実にも気づいたんです。
在庫を持たず、場所にも縛られず、自分の知識や経験を届けられる仕事はないだろうか。
そんなことを考えるようになったころ。
僕の人生を大きく変える「占い」と出会うことになりました。
占いとの出会いが人生を変えた
物販のおかげで、自分でも稼げるという自信は少しずつついてきました。
でも、心のどこかでは「もっと自分らしい仕事があるんじゃないか」と感じていたんです。
そんなときに出会ったのが、今の僕の人生を大きく変える「占い」でした。
最初は、まさかこれが仕事になるなんて思ってもいませんでした。
- 夜の仕事で占い好きの女性たちと出会ったこと
- 試しにネットへ出品したら初めて売れたこと
- 占い師として生きていこうと思えた瞬間
あの日、占いに出会っていなかったら、今の僕はいなかったと思います。
夜の仕事で占い好きの女性たちと出会った
物販を続けながら、僕は夜の仕事もしていました。
いわゆる夜の女性が働くお店の裏方の仕事です。
そこで一緒に働いていた女性たちは、不思議なくらい占いが好きな人ばかりでした。
「この神社がすごいよ。」
「このお守りを持ってから運気が変わった。」
「この先生に見てもらったら当たった。」
そんな話を毎日のように聞いていたんです。
占いは、未来を当てるだけのものじゃない。
悩んでいる人の背中を押したり、前向きな気持ちになれたりする。
そんな力があることを知ったんです。
「人の心を軽くする仕事って、素敵だな。」
当時はまだ、自分が占い師になるなんて一度も考えていませんでした。
でも、この出会いが僕の人生を大きく変える最初のきっかけになったんです。
ネットで占いを出品したら売れてしまった
そして偶然というのは重なるもので、
僕はたまたま大学の授業で、ギリシャ呪術や占いの歴史、文化について研究していました。
せっかく勉強してきたんだから、一度くらい自分でも活かしてみよう。
そんな気持ちが、心のどこかにあったんです。
「試しに占いをネットで出品してみようかな。」
「売れたらラッキー!」
それくらいの感覚だったんです。
そして、ネットに出品してしばらくすると通知が届きました。
「購入されました!」
思わず画面を二度見しました。
「えっ、本当に?」
「僕の占いを買ってくれる人がいるの?」
信じられませんでした。
嬉しいというより、驚きの方が大きかったのを覚えています。
もちろん、一件売れただけで生活できるわけではありません。
でも、その一件が僕に教えてくれました。
自分の知識や経験にも価値を感じてくれる人がいる。
その事実は、物販で初めて利益が出たときとはまた違う感動がありました。
「もしかしたら、これは続けられる仕事になるのかもしれない。」
そんな期待が、少しずつ膨らんでいったんです。
「これが僕の仕事になる」と初めて思えた
占いを続けていると、少しずつリピーターさんも増えていきました。
「相談して気持ちが楽になりました。」
「前向きになれました。」
そんなメッセージをいただくたびに、僕の方が励まされていました。
物販は、商品を届ける仕事です。
もちろん、とてもやりがいがありました。
でも占いは、人の心に寄り添う仕事でした。
悩んでいる人が笑顔になってくれる。
一歩踏み出す勇気を持ってくれる。
その瞬間に立ち会えることが、本当に嬉しかったんです。
そのとき初めて思いました。
「これが僕の仕事になるのかもしれない。」
お金を稼ぐことももちろん大切です。
でも、それ以上に誰かの人生に少しでもプラスの影響を与えられる。
そんな仕事があることを、僕は占いを通して知りました。
この出会いがあったからこそ、今の僕があります。
そして、このあと僕は起業を通して、本当の意味での社会勉強をしていくことになるんです。
起業して分かった、本当の社会勉強
起業すると決めたとはいえ、不安がなかったわけではありません。
むしろ、不安だらけでした。
「本当にこの道でいいのかな。」
「やっぱり就職した方がいいんじゃないか。」
そんなことを何度も考えました。
でも今振り返ると、会社でしか学べないと思っていたことの多くは、起業してから教えてもらいました。
僕を社会人に育ててくれたのは、お客様だったんです。
- 家族には一年間、起業したことを言えなかった
- 就職するべきか何度も悩んだこと
- お客様との出会いが僕を成長させてくれたこと
でも僕は、お客様との出会いが一番の社会勉強でした。
家族には一年間、起業したことを言えなかった
起業すると決めても、すぐに家族へ報告したわけではありません。
実は、一年間くらいは何も言えなかったんです。
理由は簡単でした。
反対されると思っていたからです。
当時はまだ、「起業する」と言っても、今ほど身近な時代ではありませんでした。
ましてや占いで生計を立てるなんて、理解してもらえるとは思えなかったんです。
だから、「ちゃんと結果が出てから話そう」と決めました。
もちろん、その一年間は不安でした。
そして、少しずつお客様が増えて、生活できるようになってきたころ。
ようやく家族へ話すことができました。
結果が出たから認めてもらえたのではなく、続けたから結果が出た。
今振り返ると、あの一年間は自分自身を信じる時間でもあったと思います。
就職するべきか何度も悩んだ
「社会人経験がないとダメだよ。」
起業すると、この言葉を何度も聞きました。
だから僕自身も、本当に就職した方がいいんじゃないかと悩んだことがあります。
会社に入れば、ビジネスマナーも学べる。
報連相も覚えられる。
社会のルールも身につく。
そう考えると、自分には足りないものばかりに思えました。
でも、その一方で思ったんです。
「今さら会社に入って、一からやり直すのかな。」
せっかく始めた仕事を手放す方が、僕には怖かったんです。
だから僕は、自分で選んだ道を進みながら学ぶことにしました。
足りないなら、その都度身につければいい。
そう考えるようになってから、不思議と迷いは少なくなりました。
起業したから社会経験が積めない。
そんなことは、まったくありませんでした。
お客様が僕を社会人に育ててくれた
実際に仕事を始めてみると、毎日が勉強でした。
お問い合わせには、できるだけ早く返信する。
約束した納期は必ず守る。
言葉遣いにも気を配る。
相手が何を求めているのかを考える。
どれも当たり前のことですが、その当たり前を、お客様とのやり取りの中で一つずつ学んでいきました。
失敗したこともあります。
反省したこともあります。
そのたびに改善して、また次に生かす。
まるで授業料を払いながら、社会を学んでいるような感覚でした。
会社へ勤めていたら、先輩や上司が教えてくれたのかもしれません。
でも僕の場合は、お客様との出会いが先生でした。
僕を社会人に育ててくれたのは、お客様だったんです。
だから今でも、お客様には感謝しかありません。
占いを仕事にできたことだけではありません。
人として大切なことまで教えていただいた。
そう思っています。
まとめ|僕が起業した理由は「人生を変えたかった」から
僕が起業した理由は、お金持ちになりたかったからでも、自由になりたかったからでもありません。
あのままの人生を続けたくなかった。
ただ、それだけでした。
水風呂で生活していたこと。
肺に穴があいても休めなかったこと。
物販を始めたこと。
そして占いと出会えたこと。
どれか一つでも欠けていたら、今の僕はいなかったと思います。
人生は、どこで変わるか本当に分かりません。
だからこそ、今つらい状況にいる人にも伝えたいんです。
今の苦しさは、一生続くわけではありません。
一歩踏み出した先で、人生は大きく変わることがあります。
僕もそうでした。
だから、あなたにもきっとできます。
このブログでは、占いや開運だけではなく、僕自身が経験してきたことや、人生が少し楽になる考え方も発信しています。
もし今回の記事が少しでも参考になったら、ぜひ他の記事ものぞいてみてください。
あなたの人生が、今日より少しでも良い方向へ進むきっかけになれたら嬉しいです。






