オラクルカード占い師になるには？初心者むけ仕事の取り方やスキルアップのコツ

「オラクルカードって占い初心者向け？」

「オラクルカードなら占い師になりやすいのかな？」

「そもそもタロットとどう違うの？」

そんなあなたのためにこの記事を書きました。

オラクルカードは絵柄の内容を読み解き、メッセージを受け取るものです。

美しいイラストが魅力的で、占いに訪れるお客様にも好きな方、リクエストされる方が多くいます。

初心者でもマスターしやすく、入門者向けの占いとしておすすめ。

だけど、実際どうやってオラクルカードの占い師になればいいか分かりませんよね。

この記事では、オラクルカードの基本的なことから、実際に学んで占い師として活躍するまでをやさしく解説します。

とくに、占いはこれから学ぶという人にぜひお読みいただきたいです。

最後までご覧いただければ、ゼロから占い師になる道が見通せて、大きく前進できますよ。

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オラクルカードの特徴

オラクルカードはメッセージをくれるカード

オラクルカードは、カードを引きその内容をリーディングする（読み取る）ものです。

「オラクル」には、神様のお告げという意味があります。

目に見えない存在から高次元のメッセージをもらい、気づきやアドバイスを受け取ります。

それなら、誰が引いても一緒じゃない？と思うかもしれません。

しかし、カードの解釈やリーディングには、占う力や経験が必要です。

カードのデザインが、華やかで美しいものが多いのも特徴。

エンジェル系や妖精系、自然モチーフ系など種類も豊富です。

枚数に決まりはなく、デッキによってカードの数はちがいます。

つまりデッキごとに特徴があり、相談内容に応じて向き・不向き、自分との相性があります。

オラクルカードの歴史や由来

オラクルカードの起源は、書物占いという説があります。

書物占いとは、聖書をランダムに開き、目にとまった部分をメッセージとするもの。

それをカードにアレンジしたのが、オラクルカードだと言われています。

占いのツールとして広まったのは、心理学博士で透視能力者であるドリーン・バーチューさんが考案したエンジェルオラクルカードです。

エンジェルオラクルカードは、より幸せな方向へ導くといったポジティブな内容で構成されています。

そのことから、オラクルカードは肯定的なメッセージを届けるカードとして現在の形式になりました。

オラクルカードとタロットとの違い

同じ占いのカードであるタロットとの違いをまとめました。

	占いの結果	デザイン	カードの読み取り	難易度
オラクルカード	前向きなメッセージ	美しく癒されるものが多い	自由度が高い	初心者向け
タロットカード	ネガティブな結果もある	怖い絵柄のカードもある	きっちりと決まっていて限定的	中級～上級者向け

オラクルカードは、カードにはっきりした答えはなく、受け取ったメッセージを読み取ります。

メッセージは、背中をそっと押してくれるような優しいアドバイスです。

カードの種類や構成はさまざまで、好みや得意なデッキが選べ、比較的自由度が高いのが特徴です。

その分読み取る力や、経験を積むことが求められます。

タロットカードは、具体的なことを占います。

カードの意味が明確なので、しっかりとした答えが出ることが多いです。

ネガティブで怖いカードもあり、時には厳しい結果が出ることもあります。

オラクルカードの占い師になるための鑑定方法

占う前にカードを浄化する

オラクルカードを使う前はまず「浄化」をしましょう。

浄化はカードの汚れを落とし、エネルギーを集めやすくするためにおこないます。

やり方は主に3つです。

1.水晶をカードの上に乗せる
パワーストーンのなかでも水晶は浄化の力が強いです。

カードを順番にならべ直し、一番上に水晶を乗せます。

できれば静かな部屋に置いておくのが良いです。

2.カードを日光に当てる
太陽の強い光は、浄化に最適です。

朝日にはエネルギーが宿っているので、朝の早い時間に短時間だけ当てます。

直射日光ではなく、窓ぎわの柔らかな光がおすすめです。

3.カードを月光に当てる
月の光にも浄化作用があります。

とくに満月は疲れを癒し、悪いものを取り除く力が強いです。

夜中、カードにじっくりと光を浴びせてリセットしてください。

オラクルカードの占いのながれ

オラクルカードは、次の手順で占っていきます。

1.カードをシャッフルしながら占いたいことを頭に浮かべる
カードを裏面にして混ぜていきます。

この間カードに対する質問を頭の中に浮かべてください。

シャッフルできればカードを１つにまとめましょう。

2.カードを引く
一番上のカードをめくります。

それが質問に対するメッセージです。

3.インスピレーションで読み取る
イラストを良く見て直感で読み取ります。

カードに描かれた人物や物、色味に注意し、メッセージを受け取りましょう。

自分の感性を最大限にいかして、目の前のカードを解釈していきます。

カードのリーディングの仕方

リーディングは、自分の想像力を使ってカードに舞い降りたメッセージを読み取ることです。

コツはストーリーメイキングを重視すること。

分かりやすく説明しますね。

オラクルカードには、1つ1つに「ストーリー」があります。

その断片を拾い集めて、カードが物語っていることを繋いでいくのがストーリーメイキングです。

お客様の生活や生き方になじむよう整え、ながれをつくり出すと上手くリーディングができますよ。

はじめのうちは「何も思い浮かばない！」ということもあります。

そんなときは解説書を読んで、カードの本質を理解します。

そして、もう一度カードを眺めながら解釈してみましょう。

オラクルカードの占い師になるには

オラクルカードの学び方

オラクルカードを学ぶには

・独学で学ぶ
・講座を受ける

の2つの方法があります。

独学で学ぶ場合は、直観力と知識量を地道に磨く必要があります。

直観力は、自然や芸術に触れて右脳を刺激することで高められます。

知識量は、神話や信仰に関する書籍を読む、シンボルの意味を理解するなどです。

ただし、学び方が正しいのか分からない、学びのペースをつくるのが大変というデメリットがあります。

一方、講座を受けると、先生や仲間がいてモチベーションを持続できるというメリットがあります。

学ぶべきことがしぼられているので、効率的に占い師デビューを目指せるのもポイント。

もし信頼できる先生に出会えたら、個別指導でじっくり学ぶのも良いですよ。

お仕事に繋がる人脈づくりという意味でも、独学より講座がおすすめです。

オラクルカード占い師の仕事の始め方

オラクルカードの占い師としてデビューするまでのステップを、レベル別に解説します。

初心者：まずはチャット占いでスタート
チャット占いだと相談から鑑定結果を伝えるまで時間があるので、解説書を見ながらじっくりリーディングができます。

ココナラやストアカなどでのスキル販売から始めてみましょう。

顔や実名を出さなくてもできるので、副業として始めるのもアリです。

初級：電話占いに挑戦
電話占いは、手軽に占えることから人気が高まっています。

見えない中で相手に伝える表現力を磨くのに最適です。

SNSで情報発信して、そこからの依頼も獲得していくもの良いですよ。

中級：対面占いで経験をつむ
あとは、実践し占いの精度をあげていくのが大切です。

オンラインの対面占いを販売する、占いの館で求人などどんどん挑戦していきましょう。

ブログやサイトを作って、未来のお客様と接点を持ち集客するのもおすすめです。

オラクルカードの占う力を高める方法

オラクルカードで占い師としてスキルアップする方法は、次のとおりです。

1.とにかく直感を磨く
オラクルカードには解説書がありますが、丸暗記だけで占おうとするのはNGです。

そのカードの単語や意味が、自然と頭に浮かぶまで直感を磨いてください。

直感を磨くには占いばかりではなく、

・自分自身の内面と向き合う
・外に出て自然を味わう
・芸術に触れる

といったことも心がけてくださいね。

2.複数引きに挑戦する
占い師として幅を広げるために、3枚引き・5枚引きもできるようになりましょう。

その分リーディングの力が必要になりますが、メッセージに厚みがでてより説得力のあるものになります。

3.自分のリーディングの強みを見つける
オラクルカードのリーディングは

・直感
・絵柄読み
・ストーリー作り

の3つの要素で成り立っています。

自分はどれが得意か、実践の中でふりかえってみましょう。

得意な部分を伸ばしていくと、他の人と差別化できますよ。

オラクルカードの占い師になるメリット

初心者でも簡単

オラクルカードは、占いの手順がシンプルなので初めて占いをする人にぴったり。

実践でインスピレーションを高めていけるので、占い師を目指したい人もまずオラクルカードから始めるとスムーズです。

ある程度の知識やコツはいりますが、それほど複雑ではないので学びやすいです。

あと、絵柄がきれいで見ているだけで楽しいのも魅力です。

オラクルカードと向き合って触っているだけで癒されます。

だから、占い自体を好きになれてモチベーションが保てるんです。

はじめのうちは何よりも継続することが大事。

オラクルカードなら、前向きな気持ちで続けられますよ。

リーディング力を磨きやすい

オラクルカードは、カードを学んだりインスピレーションを磨いたりすることで、どこまでも占う力を高められます。

自分の努力が結果につながりやすいです。

デッキの種類も豊富で、自分にあったものを選べるのもポイント。

また、カードを愛用することで、カードがあなたに寄り添ってくれ力を与えてくれます。

一通りのスキルがあれば、1枚引きや複数引きを組み合わせたり、相談内容によってデッキを使いわけたり占いの幅を広げることができるのも強みです。

すぐに人の役に立てて感謝される

オラクルカードは、これからに対してのアドバイスを導くことができます。

行動や気持ちを意識して変えることで、未来の変化にも即効性があり、すぐに役に立てられることが多いです。

「こうした方がいいですよ」「こんな考え方ができますよ」とダイレクトに伝え解決できるのでお客様にも感謝されます。

内容がポジティブなメッセージなので伝えやすいですし、占っていて嫌な気持ちになりません。

これ、結構大事で、占い師は時にはネガティブなエネルギーを受け取ってしまってつらいときもあるんですよ。

続くと、負の力に押されそうなときもある。

だから、オラクルカードのような気持ちが落ちない占いって本当に良いんです。

オラクルカード占い師になるために気になること

オラクルカード占いに向き不向きはある？

オラクルカードは初心者向けではありますが、性格や性質によって向き・不向きはあります。

向いているのは

・直感力がある
・要約、言語化するのが得意
・想像力が豊か

という人です。

ただし、自覚がなくても潜在的に素質を秘めている人もいます。

オラクルカードに触れて初めて才能があらわれることもあるので、まずは手にしてやってみることが大切です。

一方向いていない人は

・理論派
・ものごとを悪く受け取ってしまう

という人です。

オラクルカードの特性上、頭で考えてしまう、ネガティブな人はリーディングが難しいです。

ただ向いていない人も、意識して過ごすことで向いてくることもあります。

オラクルカード占い師になるのに気を付けることは？

占いに使った物は、日に日にあなたのエネルギーに馴染んで力をたくわえます。

オラクルカードは丁寧に扱う、常に感謝を忘れないよう心がけましょう。

カードも働かせすぎると疲れてしまいます。

定期的に浄化する、休ませるなどしてコンディションを整えてあげてください。

また、リーディングのときは相談者が前向きに行動できる言葉で説明しましょう。

そのためには、豊かな表現力やポジティブでやさしい言葉を、普段から身につけ自分のものにしておきたいです。

オラクルカードの「前向きに背中を押してくれる」という良さを発揮できる鑑定をしてくださいね。

他に組み合わせるといい占術は？

他の占術を身につけるなら、オラクルカードとよく比較されるタロットがおすすめです。

オラクルカードで、イラストから直感的なメッセージを読み取る土台ができると、タロットカードも得意になります。

タロットはYES・NOで答える占いもできるので、2つを組み合わせればより深いアドバイスを受け取れます。

また、違う占い方を組み合わせるのもアリです。

占い方は大きく分けて3つに分類することができます。

オラクルカードは卜（物を使った相談に対する占い）にあたります。

他の命（生まれ持った定めを鑑定する占い）と易（もの形から未来を予測する占い）の占術を組み合わせて、幅を広げるのも良いです。

まとめ、オラクルカードは占い師になる第一歩に最適

オラクルカードの占い師になるためのポイントをまとめます。

オラクルカードのきれいな絵柄には、お客様も占い師自身も癒す力があります。

ネガティブなカードがないので占いが嫌になりません。

オラクルカードから始めれば、占うことが長続きする。

自然と占いの力が高まるという好循環にもつなげられます。

リーディングの力は他の占いの基礎です。

オラクルカードをマスターすれば他の占術も身につけやすい。

もし、オラクルカードが少しでも気になったら、それはカードが持つ引き寄せの力です。

カードがあなたを呼んでいるんです。

まずはオラクルカードを手にしてみて、向き・不向きを確かめてみましょう。

その日がきっかけで占い師の道がひらけること間違いなし。

あなたの活躍を応援しています。

 

最後に、この記事を読んでくれたあなたに、特別なお知らせです。

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