「占い師が開業するまでの流れを知りたい」
「やっぱり、開業届って出した方がいいの?」
「開業届を出すと、どんなメリットがあるんだろう?」
そんなあなたのための記事です。
結論をいうと、占い師になるのに、すぐに開業届を出す必要はありません。
きびしいお話ですが、最初から開業届が必要になるほど稼げる人はきわめて少ないからです。
今回の記事では
・占い師が、いきなり開業届を出さなくてもOKな理由
・占い師が起業・開業する流れ
・個人事業主と法人、どちらがいいの?
・開業届を出すメリットとデメリット
を解説していきます。
最後までお読みいただければ、今本当にあなたがやるべきことに集中できます!
税金や制度にモヤモヤをスッキリと取り除きましょう。
まずはたくさんのお客様にお会いする、いろんなお悩みに寄り添うことが大切だとわかりますよ。
きんまん@経営者/占い師/投資家
・東京銀座に店舗を構え、年売上3,000万円以上
・元々は時給800円のブラックバイト▶︎副業占いの開拓者へ
・たった3ヶ月でココナラトップランクの占い師に
・200名以上の占い師を教えるスクールを運営
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占い師はいきなり開業届を出さなくてもOK
最初にいいましたが、占い師になるのにいきなり開業届を出さなくてOK。
開業届は、まずは出さなくてOK
開業届を出すメリットは、後ほどくわしく説明しますが。
カンタンにいうと、開業届を出すと税金が安くなる可能性があります。
利益 = 売上 ー かかった経費
この利益が80万円を超えたあたりから、開業届を検討するといいでしょう。
そもそも、占い師を始めたばかりの人や。
売上が少ない人は、開業届を考える必要はありません。
ただし、確定申告で税金はきちんと納めてくださいね。
・いきなり開業届を出す必要はない
・ただし、確定申告で税金はきちんと納める必要はある
インボイスもまずは考えなくてOK
「個人事業主になったら、インボイス」
「やっぱり、私もインボイスの申請をした方がいいのかな」
CMでガンガン流れてますので、気にされる方も多いと思います。
結論をいうと、こちらもまずは気にしなくてOK。
2023年10月から改正になった、通称インボイス制度ですが、
①1年間の売上が、1,000万円を超えそう もしくは
②複数のお客様から、インボイスに対応した請求書を発行して欲しいと言われた
時は、検討する必要があります。
占い師の場合は②はほとんどないと思います。
年間の売上が1,000万円を超えそうな場合にインボイス対応を考えます。
まだ、稼いでない段階では、気にしなくてOK。
稼いだら税理士さんに相談したらいい
そもそも、売上が1,000万円を超えてくると、税理士さんと顧問契約する必要も出て来ます。
その時に税理士さんにインボイスの対応を相談したらOKです。
相談するときの、費用のだいたいの相場もお伝えしておきます。
・税理士さんへの1回の相談が5,000〜10,000円程度
・確定申告だけお願いする場合、80,000円くらいから
・顧問契約をお願いする場合、月10,000円くらいから
開業届や制度は税務署に相談しよう
ちなみに、開業届の関係や税金の関係は、最寄りの税務署に電話すると、めっちゃ丁寧に教えてくれます。
最初はこちらも緊張しますが、税務署はきちんと税金を払う意思のある人にはやさしく接してくれます。
なんせ、無料なので、ぜひ活用しましょう。
占い師が起業・開業する流れ
開業「届」の話は少し置いておいて、占い師が事業を始める流れを説明します。
占い師の事業の流れはとってもシンプル。
・お客様がくる
・お金をいただく
・経費を計算
・税金を収める
占い師としてゼロから開業や起業する流れを、わかりやすく説明します。
お客様に来てもらう
まず、大切なのはお客様が来てくれること。
SNSや口コミなどで人々に自分の占いを知ってもらいましょう。
初めは無料や低価格で提供して、興味を持ってもらうことも一つの方法です。
お金をいただく
お客様が増えたら、占いの対価としてお金をいただきます。
料金は、時間や占いの種類によって変わることが多いです。
自分の時間や労力に見合った適切な価格を設定しましょう。
経費を計算する
お金を稼ぎ始めたら、経費も計算する必要があります。
経費とは、占い師として活動するために必要な費用のこと。
たとえば、占い道具の購入費や広告宣伝費、交通費などです。
書籍の購入や、勉強会・セミナーなどに行った費用も該当します。
これらの費用を把握し、収入から引くことで、実際に手元に残る金額(利益)がわかります。
税金を納める
次に、実際に手元に残ったお金(利益)に対して税金を払います。
利益が一定額を超えた場合、税金を納める義務が生じます。
*所得税の場合、20万円以上の利益
最初は、収入のわかる通帳や経費で使った領収書・明細などを全部まとめて、市役所や税務署の相談会にいってもOK。
このように、占い師として起業・開業するには、お客様を集めて評価を高めることがスタートです。
適切な価格設定と経費や税金の理解もしていきましょう。
一歩ずつ確実にスキルアップし、信頼される占い師を目指しましょう。
占い師で開業するなら、個人事業主と法人どちらが良い?
「起業」というと会社を起こすイメージがなんとなくありますよね。
占いの場合は個人事業主か、法人(会社を作る)かどちらが良いでしょうか?
まずは、個人事業主で始める
占いの場合は、まずは個人事業主で始めるのがオススメです。
理由は、会社をつくるのは費用もかかり、手続きもややこしいからです。
税金の絡みで考えるのであれば、年間の利益(売り上げから経費を引いた残り)が、700万円以上になったら、法人化(会社をつくる)ことを検討します。
法人のメリット
念のため、法人にした時のメリットも解説しておきます。
・税率が安くなる(場合もある)
・経費が認められやすい
・信用が得られる
税率が安くなる可能性
少し、難しい話になりますが、個人で年間の所得が700〜800万円の場合、所得税率は23%です。
いっぽうで、法人であれば15%となり、法人の方が税率が低くなります。
経費が認められやすくなる
法人に認められる「旅費規定」を使えば、出張やセミナー、ワーケーション(自宅から離れて仕事をする)などの際の交通費や宿泊費が経費として認められやすくなります。
結果的に、節税につながります。
信用が得られる
会社名義での口座の作成や、会社の名前で銀行からお金を借りることもできます。
占い師として貯めたお金で、不動産などの新しい事業にチャレンジしてみたい方は、考えてみる価値はありますね、。
法人のデメリット
占い師が法人化したときのデメリットもお伝えしておきます。
・設立にお金がかかる
・税理士に払う費用が増える
設立にお金がかかる
会社を立ち上げるときは、司法書士さんに手続きをお願いする形になります。
・合同会社の場合、15万円程度
・株式会社の場合、35万円程度
費用がかかります。
自分で手続きをする場合は、もっと安い費用で済みますが、その分手間がかかります。
税理士に払う費用が増える
個人事業主の場合は、売上と経費のレシートを役所に持っていって泣きつき作戦が使えるのですが。
会社を持った場合は、専門知識がないと、ほぼ不可能。
税理士さんに払う毎月の顧問料や、決算の時の費用も個人事業主のときよりもかかります。
占い師の開業届の書き方
開業届の提出の仕方
開業届は、もよりの税務署で手に入ります。
インターネットで提出することも可能です。
開業届を書くときに迷うのが、「占い師」って書いても大丈夫なの?
占い師で開業届を出している人はたくさんいますし、問題ありません。
どうしても恥ずかしい場合は、「カウンセラー」「コンサルタント」と記すのもアリです。
開業届を出しても会社には副業はバレない
副業で占いをしている場合、気になるのが「開業届を出すと会社にバレないのかな?」
そもそも開業届に現在の勤務先を書く欄はありません。
開業届を出しても、今勤めている会社に通知がいくわけではありませんのでご安心を。
占い師が開業届を出すメリット
開業届を出すメリットは以下の通りです
・屋号付きの通帳が作れる
・補助金や助成金の申請ができる
・青色申告特別控除が受けられる(税金が安くなる可能性)
屋号付きの通帳
たとえば「うらない屋 代表 佐藤太郎」のような形が屋号付きの通帳になります。
ですが、正直そこまでメリットにはなりません。
お金をいただくのであれば、個人の通帳があれば充分です。
補助金や助成金の申請ができる
国や市町村からの補助金がもらえたり、お金を安い金利で借りることができます。
ただ、補助金の申請はかなりめんどくさいです。
そもそも製造業や福祉関係のお仕事の人が対象の場合が多く。
占い師の場合は、これまたメリットにはなりません。
青色申告特別控除が受けられる
カンタンにいうと、税金が安くなる可能性があります。
開業届を出すと、控除といって、所得を帳消しにしてくれる機能をたくさん使えるからです。
*2023年の所得の場合、最大で65万円
占い師が開業届を出すデメリット
開業届を出すことで、デメリットもあります。
・配偶者の扶養から外れる可能性
・副業占いの場合、本業を辞めたときに失業手当がもらえない
健康保険の扶養から外れる可能性
ご主人や奥様の扶養に入っている場合。
健康保険の扶養から外れる可能性があります。
つまり、健康保険料をあなたが新たに支払わないといけない、かも。
詳しくは、ご主人や奥様の勤務先を通じて、健康保険協会に問い合わせるのが良いでしょう。
本業をやめた時に失業手当がもらえない
たとえば、あなたが副業で占い師をしているとします。
副業が軌道に乗ってきたので、本業はやめて占い師として独立したい。
その場合、失業手当はもらえない可能性が高いです。
「いや、だってあなた占い師として開業してるから、仕事ありますやん」
と役所から思われてしまいます。
まとめ、知識を得てスムーズに占い師を開業しよう
ここまでのポイントをまとめます。
占い師はいきなり開業届を出さなくてもOK。
税金はきちんと申告する
所得が増えてきたら、提出を検討する。
税金や制度については、ビビらなくても、少しずつ知識をつけていけばOK。
役所の聞けば親切に教えてくれますし、お金を払えば専門家の知恵をかりることもできます。
ポイントを押さえておいて、まずはお客様に喜んでいただける占いを提供することを最優先に。
いっしょに、がんばっていきましょうね!
最後に、この記事を読んでくれたあなたに、特別なお知らせです。
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